サンフランシスコに行ったとき、クラムチャウダーを毎日食べていました。港では大きなパンをくりぬいた中に熱々のをたっぷりいれたもの、カフェ、パン屋さん、ステーキハウスやシーフードレストラン・・・数えたら何回食べたんだろう?って思うくらいです。
どこのクラムチャウダーもそれぞれ美味しくて、帰ったら絶対作ろう!と決めて、何が入っているのか、どんな味付けなのかじっくり研究してきました(^o^)
基本の具材は玉葱、セロリ、ジャガイモ。他にニンジンも入っている事があったけど、白い色を楽しみたいので私は入れません。全部の材料を7mmくらいの粗みじんにして。少量のニンニクとバターで炒め、ブイヨンで煮て牛乳、生クリームを入れるだけです。少し野菜の歯ごたえを残しておくのがポイント。
帰ってきてから、何回も作りなおしたのはアサリがぴんと来なかったから。最初は生のアサリを買ってきて、蒸してから中身を取り出しそれを入れてみましたが、アサリの味が薄い!量が少ないかと増やしてみたけど、見た目が悪くなるだけで味はそれほど変わりません。そこで缶詰(汁ごと)を使ってみると、なかなか近い味になったのですが、まだ何か違う・・・。
思い出してみると、サンフランシスコで食べたのはアサリの形が見えなかった・・・。そこで、缶詰のアサリをみじんにして投入してみると、「これだ!」ぐっと味が濃厚になりました。蒸したアサリもそのままではなく、みじん切りにしてから入れるとかなり美味しいダシが出ます。こうして、クラムチャウダーはうちの定番になっています。