釧路芸術館・・8月23日

久し振りに釧路の町に行って来ました。十勝に住んでいた頃はよく買い物に行きましたが、北見に来てからはめったに出かけることがありませんでした。町には大きな郊外店がたくさんできていてずいぶん様子が変わったように見えました。

今回の目的は釧路芸術館で9月まで開催されている パピエ・ア・ラ・モード。ベルギーの画家イザベル・ドゥ・ボルグラーヴとカナダの衣装家リタ・ブラウンの二人展。展示されいてる50数点の衣装はすべて紙でできています。

繊細な描写で文様や光沢、布の素材感を忠実に再現した紙で立体的に仕上げられたドレスは、近くから見ても紙とは思えないほどです。

エリザベス1世や、マリー・アントワネットなど歴史上の人物の着ていたドレスの他にも、17世紀から現代に至るまでのファッションの歴史も、すべて紙の衣装でたどることができます。

日本の歌舞伎の衣装を再現した物もありました。

ただの紙なのに、キルトのふっくら感や刺繍の立体感、ビーズの光沢などがとてもよく出ていてびっくりします。また、同じ紙を使っているのにこれは絹、こっちは木綿というように素材がわかるのもおもしろい。壁にかけられた織物はどこから見ても紙には見えません。

レンズクリーニングペーパーに気の遠くなるようなステンシルを施したレースはとてもすばらしくて、家に帰ったらやってみようかな・・・なんて真剣に考えてしまいました。

歴史上のドレスも、シャネルやディオールのウエディングドレスも素敵だったけれど、一番好きだったのは、黒と白のプリンセスラインのイヴニングドレス。

本当にため息が出るほど素敵な展示会でした。9月16日まで開催されているので、お近くの方はぜひごらんになることをお勧めします。かなり優雅な気分に浸れます(^_^)

お姫様気分でドレスを見たけど、釧路だもん、しっかりお寿司も堪能したけどね(^_-)



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